活動の後期は歌謡曲にシフト
今回はYMO後期の幕開けを飾るアルバム「浮気なぼくら」をご紹介したいと思います。
実は第2の「BGM」のつもりで企画したらしい、このアルバム。
確かに曲調は一人一人の個性が出ているものや、「あ、この二人のユニットっぽい」と感じるものや、「やっぱり3人じゃなきゃね」と納得してしまうYMO節など、様々なカラーがあります。
このアルバムから散開までを後期とすることが多いようです。
曲調としては、中期の反動(?)からか分かりませんが、ポップなテクノ歌謡の様相。
詞も日本語詞が増えてきます。
これは中期を挟んで、何でも出来てしまうお三方に気付いたレコード会社の方々達が、歌謡曲制作に走らせるような動きが出てきた事が一要因としてあったのでしょう。
と同時に細野さんの同志である、松本隆さんが詞を提供し始める事によると思います。
実際に発表しないまでも、散開に向けて走り出す、そんな時代だったように思えます。
それでは恒例のこの一曲を、ご紹介しますね。
M-8の「邂逅」にします。
イントロからずっと流れる、シンセベルの音。
シンセサイザーもデジタル化し、金属的な発音をするようになってきました。
いわゆるテクノと言うと、アナログシンセの特徴を上手く捉えた使い方もありますが、この時期に入りますと、様々なソースの音が融合されてきています。
90年代にもテクノはダンスミュージックに寄り添うように復活しますし、現在でも、エレクトロニカのようなジャンルが存在します。
方法論としては同じものと言えます。
音楽性に富んでいるのはもちろんのこと、このジャンルには技術と言うものが不可欠であったと言うことなのです。
楽器としては、シンセサイザーの発達。そして、幾重にも音を重ねるための、レコーディング技術も進歩しました。
電子楽器たちを動かす側のPCであったり、シーケンスソフト、今で言いますとDAWの発展も不可欠なものでした。
技術に寄り添い、面白い技術やその使い方をトライアンドエラーしていく姿勢。それがテクノというジャンルの魅力だと思います。
それでは最後に、アルバムリンクと曲のリンクを置いておきます。
当時の最先端のテクノ歌謡。聴いてみませんか?
Written by hirokutsu
浮気なぼくら(2019 Bob Ludwig Remastering) / YELLOW MAGIC ORCHESTRA
https://songwhip.com/yellowmagicorchestra/%E6%B5%AE%E6%B0%97%E3%81%AA%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%82%892019-bob-ludwig-remastering
Yellow Magic Orchestra - Kai-Koh

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