あまりにも印象的なアートワークのジャケットを持つミニアルバム
今回はYMO前期の後半に出されたアルバムである、「増殖」について書いてみたいと思います。
まずはその特徴的なアートワークが目を引くこのミニアルバム。
YMOのお三方の人形がジャケットいっぱいに並びます。
ミニアルバムと私が言うのは、そのサイズのお話です。
昔のレコードはLPとEPというのが主流でした。
LPとはいわゆるアルバムの大きさで12インチ(30㎝)。
EPは7インチ(17cm)。
でも、この「増殖」と言うアルバムはその中間である10インチの25㎝のものだったように記憶しています。
ジャケットはこれ専用の大きさのものにLPの大きさまでカサマシをするための段ボールが付いていて、ふちが赤く塗ってあったように記憶しています。
曲と曲の間に差し込まれるのは、これまたお洒落な感じのショートコントと言いましょうか。
スネークマンショーと言うユニットの短いラジオドラマ。
どれもひとひねりしてある、お笑いのものですね。
きっとYMOの皆さんは、お笑いが好きだったのかもしれません。
三人で当時のネタ番組に出たりもしていました。
自分たちの音楽の中にあるユーモアを体現させるために、このようなラジオミックスのような作り方をしてしまうあたり、とても先進的な考えだったのだと考察出来ます。
思い起こすと、ラジオでした。私達が初めて音楽に触れたのは。
音質も褒められたものではなかったし、必要な時にその音楽がかかるわけでもなかったです。
でも、今考えると、その不自由さが音楽だったような気もするんです。
では、この一曲を選んでみますね。
M-2の「NICE AGE」で行きたいと思います。特徴的なイントロは、そこだけ切り取られ、様々な媒体で効果音などにも使われた代物。
クレジットを見ると、坂本&高橋の連名になっています。
このコンビになると、歌もの的にポップな曲が生まれやすい傾向にあるように思えます。
サウンド的には、初期の髙橋幸宏さんのドラミングの特徴的な、フィルにタムをほとんど使わない奏法や、グルーブ感の半端ないシンセのシーケンスなど、魅力いっぱいです。
ベースは打ち込んでいる感じもします。
定かではありませんが、私の聴いた感じではそう思います。
それでは最後に、アルバムリンクと曲のリンクを置いておきますね。
是非ご一聴いただけたら、幸いです。
Written by hirokutsu
増殖(2019 Bob Ludwig Remastering) / YELLOW MAGIC ORCHESTRA
https://songwhip.com/yellowmagicorchestra/%E5%A2%97%E6%AE%962019-bob-ludwig-remastering
Nice Age - YMO

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