いまだに高値で取引される伝説のリズムマシン
今回は日本では”ヤオヤ”、英語圏では”エイトオーエイト”でお馴染みの最もポピュラーなリズムマシン、TR-808について書いてみたいと思います。
この機材が登場するまでのリズム系機材は、いわゆるドンカマ、リズムボックスなどと呼ばれ、リズムパターンを好きなようにエディット出来ることはありませんでした。
TR-808をみて目を引くのは16個に分けられたボタンではないでしょうか。
これは1小節を16に分けて、そこに音を置いていくという(いわゆる16分音符)、今では基本的なリズムの生成方法ですが、これがかなり画期的だったように思えます。
慣れると本当に使いやすいUI。
これがRolandさんの素晴らしいところでもあるのです。
プロのミュージシャン達が食いついたのはそれだけではありません。
パラアウトと言って、ドラムを形成する一つ一つの音を別々の端子から出す事が出来ました。
この為、スネアドラムだけにリバーブを掛ける等と言う、細かい音作りが可能になりました。
各音にチューニングや音の長さを調節できるツマミも装備。
演奏中に可変させる事も可能でした。
製造した台数はWikiで調べると1万2千台ほど。
しかしこれを使いたいアーティストは国内外に数多く存在するため、取り合いになり値がかなり跳ね上がっています。
Rolandさん純正のソフトシンセなどもあるので、どうしても実機でとは言わず、今の技術の落としどころで使うアーティストも多いように感じます。
実機の時代はMIDI搭載前ですので、実はシンクさせる事もかなり難しいのです。
それでは最後のリンクには、TR-808のニューヨークのアーティストのインタビューとワークショップの模様を。
伝説の実機を実際に見て、嬉々としている皆さんが可愛いです。(笑)
それから、現在のRolandのこの製品のソフトシンセのページ。
純正ならば音の再現も確かです。
Written by hirokutsu
808 Day: The 'New York' Roland TR-808 (字幕選択可)
TR-808 Software Rhythm Composer
https://www.roland.com/jp/products/rc_tr-808/

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