DAWの先駆けとなるサンプリングマシン

今回はフェアライトCMIについて、書いてみたいと思います。

サンプリングとかPCMとか呼ばれる、いわゆる原音をそのまま再生する機材が、当たり前ではなく最先端の技術だった頃。

そしてまだまだ高価だった頃のお話です。

鍵盤型のコントローラーの他に、コンピューターのようなキーボード、そしてCRTのモニターからなるこのフェアライト。

当時はとても近未来的なフォルムに見えました。

しかも、値段もお高かったので、ほとんどプロの方の為の機器だったように思えます。

(発売当時価格はなんと1200万円でした。)



スペックとしては、8ビット30.2khzのサンプリングが出来ました。(ちなみにCDは16ビット44.1khzです。)

初期のものはモノラルのサンプリングのみ。

ステレオサンプリングが出来るようになるには、まだまだ時間が必要でした。

その代わり、ビット数の粗さと周波数の低さのため、音が太い事が特徴的で、後で紹介するアート・オブ・ノイズなどの作品ではその独特な音の太さも体験できると思います。



シーケンサーや8音まで和音が鳴るシンセサイザーも搭載したこのフェアライトは、まさにデジタルワークステーョン(DAW)のはしりだったと思います。

一台で音楽を最後まで作り出せる、そんな夢の機材でした。

まさにサンプリングの技術を世に広めた、中心となった機材だったように思えます。



リンクはこのフェアライトを使って、ヒットチャートを賑わせたアート・オブ・ノイズの音楽をお聞きください。

これもまたハズレが無いので、アーティストリンクにします。

この機材でしか出ない音とその組み合わせで、今でも色褪せない魅力を持っていると思います。

きっとどこかで耳にした曲もあると思います。ぜひご一聴下さい。

Written by hirokutsu


The Art Of Noise アーティストリンク(Spotify)
https://open.spotify.com/artist/77zrvBORXcnTyysjjKRfBU?si=MU_YX126Q_u2a6ZUfh38nA&dl_branch=1

The Art Of Noise アーティストリンク(Amazon Music)
https://music.amazon.co.jp/artists/B003IG1CRI?ref=dm_sh_474d-6828-80ac-8b25-ff0a1

 

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