泣きのアルトはフュージョンキング

 

今回はアルトサックス奏者のデヴィッド・サンボーンさんについて書いてみたいと思います。

彼を知ったのは私が仕事でレンタルCD屋さんに勤めていた頃の事。

かれこれ30年以上も前になります。



雇われ店長だった私は、CDの仕入れ等で様々な音楽を聴く事になりました。

そこで偶然手に取ったのはサンボーンの「A Change Of Heart」だったのです。

あまりにも有名な「Chicago Song」から始まるこのアルバムは、時を忘れさせる位のインパクトでした。

8曲目「Dream」まで一気に聴いてしまいました。運命でした。

それまでの私はフュージョンと聞いてカシオペアやスクエアと言うような、和製の物というようなイメージが強かったのです。

明らかに間違った認識だったと思います。

今なら分かります。



サンボーンのサックスを聴いて思ったのは、フュージョンと言う形を取っても多くを語れ、エモーショナルなプレイがたくさん出来ると言う事でした。

泣くように響くハイトーンは彼の代名詞ですね。



盟友でもあるマーカス・ミラーの曲作りも本当に素晴らしいです。

ベースを主戦場とする彼は、ソングライティングも超一流。

カラッとした西海岸の天気を思わせる彼らのサウンドに、私はどんどん魅せられてしまいました。

ジャズ・フュージョンと言うジャンルにとらわれず、様々なアーティストと共演するその彼の姿勢に、ジャンルと言う物の無常さを感じるほどですが、なんとロックレジェンド、ローリングストーンズとも共演経験があると言う、稀有なアーティストでもあるのです。



最近はリモート技術を使って、セッションを動画で見せてくれているサンボーン。

スティングとの共演はファンを喜ばせました。

こちらのリンクを貼っておきます。是非ご覧になってみてくださいね。

Written by hirokutsu

Remote Session 5 | Sting | Sanborn Sessions
https://youtu.be/teE8K6qvfz8

 

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