教授の片腕となる名機

 

今回はシーケンシャルサーキットの名機、プロフェット5について書いてみたいと思います。

モーグ博士が開発、製造したシンセサイザーは、様々な発展を遂げることとなります。

モーグシンセサイザーと同様に減算合成と言われた、フィルターを使うタイプのシンセサイザーにも様々な個性を持った名機が登場します。

その中でもシーケンシャルサーキット社の作ったプロフェット5は、世界中にファンを持つポリ・シンセサイザーと言えるでしょう。

その特徴を少しだけご紹介します。



まず、5音ポリフォニックと言う特徴があります。

和音の同時発音数が5音と言う事ですね。

これは画期的な事でして、シンセサイザーは単音の物が多かったので、和音を発音させる事はまた難しい技術でした。

その音の数だけ発振器を必要としますので、大きく重くなる事が多かったのです。



そして今では当たり前の音色メモリー。

ボタンに音色を記憶させて、欲しい音を瞬時に呼び出すことが出来るようになり、ライブなどでの演奏中でも必要な音を確実に出せるようになりました。

音色データの出力には、カセットテープを使ってました。

これにより音色管理も出来るようになりました。



音色的な特徴では、音を出すオッシレター(VCO)が2つあるのが特徴的。

そしてポリモジュレーションと言いまして、片方のVCOにもう片方のVCOで変調を掛けたりでき、かなり複雑な倍音構成の音が出るようになっていました。



プロフェット5使いの代表は、色々いらっしゃいますが、教授こと坂本龍一さんではないでしょうか。

インタビューでもお気に入りを公言されていましたし、ライブの際にもプロフェット5がセットに入っている事は多かったように思えます。

と言うわけで、リンクは坂本龍一さんのプロフェット5の使い方が分かるアルバム、「B-2 UNIT」を紹介します。聴いて頂けたら幸いです。

坂本龍一 / B-2 UNIT(2019 Remastering) アルバムリンク(Spotify)
https://open.spotify.com/album/3WkFoD33FTOFeUxWmI3OR7?si=nwy-BG4KQXSNkrO1hn2H_g&dl_branch=1

坂本龍一 / B-2 UNIT(2019 Remastering) アルバムリンク(Amazon Music)
https://music.amazon.co.jp/albums/B07XTLBHGN?ref=dm_sh_4af9-8e80-930d-a96c-f5259

 

コメント

このブログの人気の投稿

第4のYMOメンバー

散開前の大サーヴィス

リーガ伝統の一戦 エル・クラシコ雑感 2021年10月24日(日)