M-BASE出身の歌姫

 

今回は歌手、カサンドラ・ウィルソンについて書いてみたいと思います。

少し辛口な意見から入ります。

私個人の意見ですが、鼻に付く歌の上手さを持つ歌手という感じのアーティストが多く見られる昨今。

聴いていても技術や声質や味方にしているサウンドがどうも鼻に付く事が多いボーカリストの世界。

そんな事もあって、私はボーカル物に関しては敬遠気味に、避けて通っていました。

しかしカサンドラは全く鼻には付きません。上手すぎて、ひれ伏してしまうとでも言いましょうか。ここまで突き抜けるそのアーティスト性とパーソナリティは、本当に唯一無二のものだと、少なくとも私は感じております。

声質は、女性としては低めの音域。しかしとてもソウルフル。

フレキシブルなスキャットは自由で闊達。



シーンに出始めたのは、M-BASE派の一員としてでした。スティーブ・コールマンなどの作る変拍子の曲も難なく歌い上げるその姿は、あっという間に注目を集める事に。

個人的にはその頃のリーダーアルバムである「ジャンプ・ワールド」は最高の出来だと思っております。

しかしこのアルバム、どういうわけかサブスク等では聞く事が出来ません。多くのM-BASE作品がそうなんですね。皆さんが聴ける状態になることを心から望んでおります。



M-BASEの歌姫だった事は、とても個性的なボイシングと共に、リズムを感じ取るのに必要十分な素養を与えられました。

その才能はジャズの老舗レーベルであるブルーノートレコードにも見初められ、グラミー賞も受賞する程の地位を確立していきました。

カサンドラ・ウィルソン アーティストリンク(spotify)
https://open.spotify.com/artist/6TZ5t4kclsmGWHqb3mGyha?si=FO7AdqgaQheL1UFUmnD8wA&dl_branch=1

カサンドラ・ウィルソン アーティストリンク(Amazon Music)
https://music.amazon.co.jp/artists/B003KTH9H0?ref=dm_sh_b279-1d37-024c-278e-22f51

 

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