東京オリンピック2020 サッカー3位決定戦 U24日本代表対U24メキシコ代表

 まず、試合の前に、急な時間変更がありましたが、皆さんはきちんとご覧になれたでしょうか?

代表戦を含めて、あまり無い事なので、びっくりされた方も多かったと思います。


銅メダルが掛かる重要な一戦は、2021年8月6日金曜日の18時にキックオフされました。

勝っても負けても、このチームでは最後の戦い。悔いを残さないで終わりたいですね。



酷暑の中での中2日が続く戦いは、バックアッパー含めての総合力が試される戦いになりました。


前半の入りは、評価が難しいですけれど、五分五分なように感じました。

11分過ぎ、遠藤航のファウルがペナルティーエリア内と言う事で、PKでメキシコが先制。

日本は攻めなくてはいけない状況になってしまいました。

メキシコは今主流の、ブロックで守る事を良しとしていない場面も多かったと思います。システム的に言うと3ラインのブロックが普通言われると思いますが、メキシコはもっと流動的なポジショニングで守りをしているように感じました。


メキシコはセットプレーでも攻めたてます。前半22分、フリーキックからの得点。

日本は2点の差を追う事になってしまいました。


その後メキシコはかなり楽に試合を進められました。のらりくらり、いなされた感じの前半でした。

前半を終えて2-0。


この試合でのメキシコは、守りに特徴がありました。

普通、4-3-3とか言われて、3ラインのブロックを組んで守るのが、定石だと思いますが、そこをかなり逸脱している事が多い。

確かに、ボールサイドには直接当たりに行くアタッカーは必要ですし、コースを切るためにはポジションがラインに吸収されてしまうのはもったいない。

特に中盤の守りについては、流動的な守りを敷く事で、日本の多彩なパスワークを封じていた様に感じます。


 


さあ、後半戦です。諦めるには、まだ早い。


後半のスタートから日本は相馬を下げて、旗手を入れました。日本はもう点を取りに行かなくてはいけません。

攻めたてる日本。次の1点はメキシコには渡せません。3-0になるのと、2-1になるのでは明らかに違いがあります。


そんな希望を持っていたところで、58分にメキシコの追加点。ライネス選手が怪我で退場した、ちょっとした精神的なポケットをつかれてしまいました。


リスクを負っても得点を狙いに行く日本。いなすメキシコ。

62分、中山、林OUT、上田、三苫IN。攻めのスイッチを入れます。

1点ずつ返していくしかありません。


70分田中碧OUT、板倉IN。板倉選手はボランチでの仕事になります。どうにか1点が欲しいです。

ただ、時間は待ってくれません。


77分、三苫選手の個人技が1点を生みます。切り返しの深さが綺麗な得点を生みました。

80分遠藤をOUT、三好INで、シングルボランチのシステムに。

2点の利があるメキシコは、どんどん時間を使ってきます。

逃げ切り態勢に。


日本も思い切ってシュートを打ちますが、枠に飛びません。

そのまま3-1でゲームセット。

銅メダルは手が届く所にあったのですが・・・。また、こぼれ落ちて行きました。


選手たちは本当に頑張りましたが、一つ疑問点を言うとすれば、FW同士の組み合わせは考えなかったのかと言う事です。

1トップでなくてはならない必要性はどこにあったのかと思います。

伝統的に中盤のタレントが多い日本。でも、得点を取りに行く時にトップを増やすオプションも欲しいです。

林と上田、林と前田、前田と上田と考えられる2トップ。あるいは3人全てを使う3トップもオプションとしてなければ、こういう得点が沢山必要になる試合では、対処しずらい様に思えます。浅はかな一ファンの考えですが。


9月にはW杯の予選が始まります。さあ、世代の融合を含め、楽しみは続きます。

この悔しさを胸に、フル代表がどんな顔ぶれになるのか、楽しみで仕方がありません。

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